会計事務向けのパソコン選びについて

結論として、現在販売されているパソコンであれば、まず問題なく動くと思います。
そうは言っても、売られているパソコンは数多くあり、製品の説明が書いてあっても、英字表示が多く、詳しくない人にはわからないという声が多いです。

実は私の以前の趣味は、パソコンでした。

20歳の頃、ボーナスを握って、秋葉原で憧れのシャープのMZ-80という、記憶装置としてカセットテープを使ったパソコンを購入した。それが私の1台目のパソコンです。それ以降、現在まで15台以上を購入してきました。(事務所のパソコンを含めれば40~50台くらい)

そのパソコンでは、ベーシックというプログラム言語を使って、数字を2つ入力すると、2つの数字を加算した数字を表示させるという、電卓の機能にも満たないことをして楽しんでいました。税務署調査の際、マッキントッシュでエクセルを使っている医師がいました。そこで初めて「マウス」というものを見ました。キーボード入力が主流の時代、不思議な装置だと思っていました。OSもMS-DOSからウィンドウズ95が出回り、きれいな地球の絵が画面いっぱいに表示されているのを見て驚きました。その後もウインドウズが更新され、現在はウインドウズ11になり、ハングアップすることも少なくなりました。

当時、大変高価だったNECの9801シリーズが欲しいと思いながらも、それを買えるお金がなく、ずいぶん安くできる、「DOSVパソコン」を自作することに夢中になっていました。土日は、秋葉原を徘徊していました。

現在では、自作するよりも出来上がったものを購入する方が、随分安くなり、現在では自作をしていませんが、たまにパソコンショップで「マザーボード」を見かけると、その美しさに心ひかれます。

思い出が長くなりましたが、そんな私に、お客様が、新しいパソコンを購入される場合には、どんなパソコンの仕様がよいか確認してくださいます。

その際、仕様に関しては次のようにアドバイスしています。
なお、グラフィックが仕事の中心である方のファンが多い、アップルのマックパソコンについては、使用したことはありません。でも持っていれば”カッコイイ”ですね。個人的にはiPadエアを毎日の新聞記事などの閲覧用と、経営についての考えをまとめるためのツールとしてマインドマップに使っています。

結局現在のイチ押しは・・・

CPU:インテル「i5」
メモリ:8GB以上
HD:500GB以上(選択が可能であればSSDで容量250G以上がおすすめ・・・起動が劇的に速くなります・・・だいぶ安くなりました現在は500Gが当たり前のようです)
その他:ディスクトップであれば、落雷や停電のときのため「無停電電源装置」、データ用のHDには「ミラーリングHD」、何台も使用している場合には「LAN用のHD」、事務作業が多い場合には2台のディスプレイ(「ダブルディスプレイ」と言います)・・など。ノートパソコンの場合は会計では数値を入力することが多いので、テン(10)キー付のものを購入した方が良いかもしれません。テン(10)キーは使いずらければ、外付けが売られていますので、好みに応じて購入しても良いかと思います。またノートパソコンは内臓電池が「無停電電源装置」の役目を果たしているので、必要ありません。

会計ソフトだけであれば、ここまで高機能なパソコンは不要なのですが、私のお客様の場合、会計ソフトのみの使用ということはあり得ません。また、多くの従業員に何台も用意するわけではなく、1台を買換えるわけですから、1台の価格差はそれほどではありません。

その人がメインで使用するパソコンですから、デザインにしろ、後から不満をもつようなものではいけないと考えます。だから、他の人の意見を聞いてくるのでしょう。
複数のソフトを同時に起動しても耐えうる性能は確保して頂き、現在のパソコンの高性能さを利用して頂きたいのです。遠隔操作する際も2~3のソフトを起動して使いますし、いろいろなソフトを使って便利に使用して頂きたいのです。参考までに、私が仕事で使用しているパソコンの状況を公表します。

当社のパソコンは、全てSSDになっています。起動、シャットダウンがすごく早いので、もうHDには戻れません。

《私の仕事用》・・・2022年3月現在

(ディスクトップ)

本体:エプソン製品 ST190E
OS:windows10Pro  64ビット版
CPU:インテルCorei5-8500T 2.10GHz 6コア
メモリ:8GB
SSD:256GB
ディスプレイ:エプソン製 LD22W83L 21.5インチ×2 (この機種だけ低価格だったので1台14,000円でネットで購入)
停電防止:APC製(無停電電源装置:で中古で3500円程度ネットで購入・・・パッテリーをネットで購入し、交換して使っています・・・交換のやり方はネットで探せます。)

後悔など:前の機種は「HDMI」の端子がありませんでしたが、現在の機種はありましたので満足しています。CPUの世代が新しくなったのが理由だと思いますが、前より待たされる時間が少なくなったと感じています。

(ノートパソコン)・・・随分古くなりましたが、小型なので、お客様への訪問時にスキャナーを接続し、コピー機代わりに職員が使用しています

レノボ:Thinkpad Twist
OS:windows8 64ビット版
CPU:インテルCorei5-3337U1.80GHz (コア2個)
メモリ:4GB
HD:128GB SSD

《当事務所の事務員が使用しているもの》

(ディスクトップ)

・・・2021年9月に3台購入
本体:エプソン製品 「Endeavor SG100E」 (税込196,900円 会計ソフトの購入業者から購入・・・設定等があり高めです)
OS:windows10Pro 64ビット版
CPU:Corei7-10700T 2.0GHz 8コア
メモリ:4GB×2=8GB
HD:SDD256GB
ディスプレイ:NEC製 LD22W83L 21.5インチ×2 (1台税込18,700円 会計ソフトの購入業者から購入・・・高めです)
停電防止:APC製(無停電電源装置:で中古で3500円程度ネットで購入)

選定理由

メーカー:

日本で生産しているエプソンを選定しました。とにかく静かで音が気になりません。今後買うディスクトップはEPSONと決めています。・・・事務所ですので、うるさいのは避けたいところです。

CPU:

現在インテルのCorei7に切替中です。開業当初からCorei5を使用し不便は感じませんでしたが、クラウド会計を導入後、ディスプレイに何画面も表示して切り替えて使用していることから、ハングアップが起きることがたまにありましたが、Corei7にしてからそういう声が聞こえないようになりました。今後もDXを進めていくことから、ストレス解消の意味から切り替えてゆく方針です。AMD製は自作していた当時に使用しており性能としては遜色ないものと理解しており、会計事務所で使用するには十分です。作業内容によっては違いが出るそうですが、どちらでも良いと思います。お金に余裕があるのであれば、インテルのCorei5が安心でしょう。Corei7は贅沢だと思いますが、より早いものということであれば選択するのも良いかもしれません。

エクセルのマクロ機能で日報を集計する必要が生じた際、遅いので、メモリを4MB足してみましたが変化はありませんでした。CPUで処理しているグラフィックの性能が影響していると思いましたので、次回の買換えで対応しようと考えていました。今回、パソコンの入換えの際、会計ソフトの業者に相談し、グラフックボードの導入やメモリを16GBにしたらどうかと相談したところ、やはりゲームをしないのであれば、オンボードのグラフックボードで十分で、メモリも2枚刺しのメモリで8GBあれば十分との回答があり、そのとおりの構成で購入しました。今のところ、速くなったとの感想はありましたが、不具合の話は出てきていません。よってCPUの性能次第なのではないかという結論です。

HDはもう使えない。SSDで決まりです:

SSDはとにかく早く、起動時も10秒も掛らずに動きます。ソフトのインストールも、再起動も早いのでストレスがありません。価格は高くなりますが、効率を買ったと思い、満足しています。事務員も「速い」と喜んでいました。容量は従前の128Gで十分なのですが、値段が安くなったこともあり、余裕の256Gに増加させました。SSDもずいぶん安くなりました。

当事務所の会計ソフトはクラウドなので、パソコンの性能はあまり関係ないはずですが、エクセル、ワード、ドキュワークスのソフトが入るのみで、容量は安くなった128Gで十分です。今後買うPCはSSDで決まりです。ノートの場合はHDに比べて衝撃に強いので、更におすすめです。500G超のSSDも販売されていますが、まだ割高なので財布と相談が必要です。ウィンドウズなどのOSで50G弱ほど使用されてしまいますので125G以上を推奨します。余裕があれば256Gあれば安心です。

HDからSSDに変換するキットも市販されていますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。令和4年8月に古いノートのHDを交換しました。劇的に早く起動するようになり、ネットもスムーズです。500GBのSSDのセットが1万円弱でした。取り出したHDは外付けのHDとして再利用できます。注意点は取り換えるSSDの容量は元から内蔵されているHD以上の容量でないと移行できませんので、「システムツール」でHDの容量を確認してから注文してください。交換の仕方はネットなどを参考にしてください。

入力装置:

マウスは青色LEDのマウスを別途購入(1千円弱)しました。現在低価格で読み取りミスが少ないからです。事務員全員のマウスを取り換えました。キーボードについては別途エプソンから購入しました。キーを押す感触が深いので入力ミスが分かりやすいのと、テンキーが標準の配置になっているからです。効率面からも入力装置は良いものを選びたいものです。

なかには、2万円超のキーボードも売られているようです。一度使うと手放せないそうです。お金に余裕のある方はどうぞ。(実は私は狙っています。)
また、ワイヤレスのマウスも多く売られていますが、書類を広げる事務をするなら、おすすめしません。当事務所でも使ってみましたが、書類で電波を邪魔し、入力ができないことがあるからです。当事務所は、USBの有線のマウスとキーボードを使用しています。

購入先はどこが良いか:

大きく分けて3通りあると思います

  1. 会社の出入り業者から購入する・・・値段が高いが安心して使える
    会社に出入りする業者から買う場合には、その業者が扱っているメーカーがありますので、その範囲での制約を受けます。
    メーカーの中には、過去の実績のある部品を組み合わせた業務用とでもいうべき、丈夫な製品が用意されていることがあります。
    業者から購入する場合、パソコンが割高のうえに、多くの場合はメンテナンス料を毎月支払うことになりますので、一番高い購入方法になりますが、設置や設定、データの移動なども面倒みてくれますし、いざというとき一番安心して使えます。サービスを購入するという考え方ができる方は、この方法がおすすめです。
    また、メーカーが部品を吟味しているためか、通常売られている仕様よりも低い仕様のような気がします。HDの容量が小さかったりします。多い容量のものに変更すると更に高い買い物になります。
    私の場合、通常インターネットで購入することが多いのですが、仕事で使っているパソコンは、お客様のデータが入るので、この方法で購入しました。
  2. お店で、現物を見て買う・・・インターネットで購入するよりも高くなるが、納得できたり、修理のとき安心。
    十日町市であれば、「ケーズデンキ」、「ヤマダ電機」、「ノジマ電気」があります。
    その店で、取り扱っているメーカーのみが展示されていますので、雑誌やインターネットで見るすべての機種があるわけではありません。
    これらの販売店はインターネットで購入する方法に比べて、価格は高めになりますが、店員から説明が聞けたり、修理の場合に出しやすいという利点があります。ただし、当然のことながら、その店が窓口になるだけで、実際の修理は各メーカーの修理センターで行われます。
    設置や設定まで、別料金で対応してくれますので、最初のパソコンを購入する方にはおすすめです。
  3. インターネットで購入する・・・機種や仕様が決まっていれば、最も安く買える可能性があります。・・・インターネットでしか買えないものもあります。
    店頭販売をしていないメーカーもありますので、雑誌で紹介されている機種が豊富に出店されています。だいたいは写真が表示されていますし、メーカーのHPにリンクされていることが多いので、仕様も確認できます。
    インターネットでは色々な業者が販売しています。購入したい機種が決まっていれば、ネット検索で「〇〇 価格」と検索すると、安い価格順などで表示され、後は送料込なのかどうかや、支払方法、販売業者の評判などを口こみで確認して、安くて安心な業者から購入し、商品の到着を待ちます。
    支払方法にカードが心配な方は、振込や、代引きの方法が用意されています。注文にはメールが必須で、発送や先方からの問い合わせに利用されます。
    セットをしてくれる業者もあるらしいですが、自信のない方は、詳しい友人に相談するか、インターネットでの購入は諦めて、他の購入方法を検討してください。
    メーカーのホームページでは、クーポン券などを利用したり、会員登録をして割引価格やセール価格で安く購入する方法もあります。
パソコンメーカー:

ご自分の好みと予算によります
国内、国外パソコンメーカーはいろいろありますが、中味の主要部品は外国製品です。
したがって、国内メーカーだろうが、国外メーカーだろうが、部品が同じであれば、性能は同じになるはずですが、デザインや質感、ボタンの位置、キーボード配置の工夫など、各メーカーが努力して製作しているわけですから、あとは使う側のこだわりのみであろうと思います。
パナソニックのノートが軽くて丈夫で、持っているだけで嬉しい人・・・。
ソニーの「バイオ」のデザインが好きだという人や、ソニーというメーカーが好きだという熱狂的な人もいます・・・。
そういう方には、そのメーカーの機種が一番良いと思います。いくら安くても、他のメーカーだと不満が残りますから。
高級感を売りにしたメーカー、仕様は高いのに価格が安いのを売りにしているメーカーなどいろいろです。
予算が許せば、ご自分で「かっこいい」と思うパソコンを選ぶのが一番良いと思います。
私のように新しいOSが出れば、「お客様のために必要だ」と言い訳して新しいパソコンを購入してしまう者は別として、一旦購入すれば、5年以上は使われるのが普通ではないでしょうか。
気に入ったパソコンが一番良いのです。

CPUの仕様:

お客様にはインテルの「i5」(アイファイブ)を勧めています。CPUという部品は、パソコンの頭脳と言われる部分で、後で交換すると高くつく部品です。交換することが難しい場合が多く、自作の場合でも、交換したいときは他の仕様が古くて交換できないことが多いです。
ノートパソコンの場合には、ハンダ付けされていて、交換は専門業者に依頼するなど、非常にマニアックで、事実上交換は無理な部品です。
ディスクトップの場合には「ソケット」に挿す方法が多いので、交換は可能ですが、交換できる部品に制限があり、時間が経過すると、中古部品を探すことになり、大変です。
「BAIOS(バイオス)」と言われるパソコンの設定を変更するなど、自作パソコンを作るぐらいの友人にお願いするか、パソコンショップに依頼するなどしないと無理だと思います。
これらの理由から、後からの部品交換が難しい部品であり、この部品のグレードでパソコンの値段が大きく変化しますので、利用する内容に応じて、慎重に選ぶ必要があります。
インテルの製品は「i7」、「i5」、「i3」、「セレロン」、「ペンティアム」などがありますが、さらに「i7」、「i5」それぞれに何種類かあります、CPUの型番で分かるようになっていますが、HPで見ても、新技術が書いてありマニア向けで、自作から遠のいている私には、違いを説明できません。最近は「i9」も出ています。おそらく通常では差が実感できないレベルだと思います。
更に、ノート用とディスクトップ用とに分かれています。
また、第〇世代とか言って、配線の細さや動作方法が2年ごとに変わるらしいです。
パソコン用のCPUはインテルが有名ですが、AMDや他のメーカーでも作っています。雑誌等でも時々見かけます。

タブレット型

また、最近のタブレット型では違うメーカーが主流で、OSもアンドロイドなどの異なるものが使われています。
ちなみに、OSがウインドウズ以外のタブレットは、ウインドウズで現在使用しているパソコン用のソフトは動作しませんので、同じソフトを使用したい場合はウインドウズをOSとして採用しているタブレットを購入する必要があります。
また、ウィンドウズの製作会社であるマイクロソフト社自ら発売したパソコン「MS Surface」では、「ウインドウズ8 RT」というOSが使われていますが、これはタブレット用に開発したOSで、RT用のソフトしか動きませんので、パソコンで使用しているのと同じソフトは動作しませんので、注意が必要です。その後発売された「MS Surface」はRTの制限がないので、売れているそうです。「chromebook」というノートパソコンのCMを見るようになりました。起動が早く価格も安いようですが、OSが「ChromeOS」という独自のOSでありウインドウズではないので、所有するソフトは動かないと思いますので注意を。

タブレットの通信手段

家庭内では無線LAN環境を設定できれば毎月の通信費の追加出費はありませんが、野外でタブレットでインターネットを使用する場合には、野外で使用できる通信手段が別途必要になりますので、タブレット本体の価格以上に毎月の通信料が大きな負担となります野外でどこでも使うためには通信の確保が重要です。

面倒なことはさておき、情報を整理すると(間違っているかもしれませんが)

インテル「i7」「i9」
最高の仕様が求められる、ゲームや3D、動画をやる方は一番性能の高いCPUを選ぶべき。会社で普通に使うには高仕様すぎると思います。当事務よでも順次切り替えていますが、少しでも速くと考えるのであれば良いかと思います。
インテル「i5」
一般向け、私もこれを使用していますが、遅いとかの不満はありません。また世代ごとにで速さが増していますので、やはり新しいものの方が各段に早いです。古い世代の「i7」よりも早くなっているらしいです。
他の方と比べて、多くのソフトをインストールしていますし、何画面も同時に開いて使用していますが、あまり不満に思ったことはありあません。私が使って不満がないので、お客様には勧めているというだけです。
「i5」の中でも種類がありますが、最低のものでも十分だと思います。なにしろ十分な性能の「i3」よりも高い性能なのですから。
インテル「i3」
これで十分だとも思います・・・使ったことがありませんが。
これも高機能なCPUだそうです。
インテル「Celeron(セレロン)」
低価格のCPU。会計ソフトなどでも問題なく動きますが、いくつもソフトを同時に利用すると速度が落ちますので、私はおすすめしません。
業者から購入される場合、予算を聞かれると「たいしたことしないから、安いものを・・・」と答えることが多いと思いますが、すると通常、このCPUの製品を勧められます(通常は問題なく動くのですから・・・)ので、注意してください。メモリも4GBくらいを勧められると思います。HDは現在、最低でも500GB以上でしょうから、気にすることはないと思います。
インテル「ATOM(アトム)」
モバイル用で、消費電力が少ないCPU。インターネットを見る程度には良いと思いますが、使っている人の意見では、メモリの容量にもよるでしょうが、画面をいくつも開く作業では画面が止まるなど、低評価でした。(今のATOMは性能が上がっているようですが・・・)(見なくなりました)
当然、私はおすすめしません。

メモリ:

4GB(ヨンギガ)×2枚 以上をおすすめします。
メモリという部品は、その容量多いほど快適に動くと言われています。
メモリは、1GB、2GB、4GB、8GB、16GBというように、倍の容量ごとに売られていますので、2GBにするか4GBにするか8GBにするかの選択になります。1GB、2GBはもう売っていないのではないでしょうか。
OSが「32ビット」版だと4GBだと使用できない部分が少しありますが、4GBが最大のメモリ容量ということになります。
OSが「64ビット」版だと現在売られているメモリ容量では、無制限と言っても良いくらいなのですが、事務で使う場合4GB以上は無駄な部分が多いのではないでしょうか。当社では余裕をもって4GB×2枚=8GBで使用しています。2枚だとデーターの通り道が1枚の倍になるので高速にデータのやり取りができるとのことで、ソケットが2つ以上ある場合はこの方が早いとのことです。
ゲーム、3D、動画などを多く利用する場合が8GB、16GBと必要になるかもしれません。この場合CPUも高性能な方が良いと思います。
メモリの交換や増設は、ノートでもディスクトップでも、説明書を見れば可能ですし、挿せば何の設定もせずにパソコンが認識しますので手軽です。
ただし、増設するためのソケットの数が制限されていますので、最初に搭載されているメモリが無駄になる可能性もあります。
メモリの世界も技術が進化しており、より早くなるように、規格が変わってゆきます。前はメモリの価格は高かったのですが、だいぶ安くなっています。
時間が経過すると入手が困難になったり、規格を調べたりするのが面倒ですので、必要だと思う容量まで、最初から購入し、搭載してもらってから購入した方が良いと思います。

OS(オペレーティング システム)はWindouws10(テン)が主流、パソコンの仕様が対応していれば無料でWindouws11にアップグレードできますが、今使っているソフトがWindouws11に対応しているか確認してからアップグレードしてくださいね。今販売しているパソコンはWindouws11でしょうからそれを買うしかないですが、今使用しているソフトが動くか心配な場合はWindouws10にダウングレードできるかどうか調べた方が良いですね。Windouwsのバージョンが上がる度に同じ問題があります。
Windouws10には「32ビット」版と「64ビット」版がありますが、お客様が現在、相当古いソフトを利用しているのであれば「32ビット」版をおすすめしますがそうでなければ、メモリを多く使える「64ビット」版をおすすsめします。当社の場合は全て「64ビット」版で問題ありません。使用しているソフトがクラウドソフトであるため、先方も新しい環境にすぐに対応してくれます。対応しないと売れないからです。なるべくならWindouws11の「64ビット」版が良いです。セキュリティーの対応面からも新しい方が良いと考えます。

もっと詳しい方から見ると、間違っている点が多いと思いますが、お許しください。

(R4.3.17 内容を見直し)

(R4.9.1 内容を見直し)

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