「経営計画コンサルタント」の養成塾が8月~11月まで3ヶ月間、6回の研修があり、無事終了しました。
当初考えていた以上の収穫でした。
私も今回の養成塾において、自社の経営計画書を作成しましたが、考えること、気付かされることが多く、更に時間を掛けて、「社員の未来像」「自社の未来像」について明確にする必要があると考えさせられました。
養成塾は、今回で6回目ということで、既に実践されている先輩方がおり、オブザーバーとして多数参加されていました。
私が行った東京会場と大阪会場があり、それぞれ受講者は20名づつで約40名でした。
九州をはじめ遠隔地から参加されており、討議においては活発な意見が出て、経営計画を会計事務所の次のサービスとしてとらえ、事務所経営に取り入れて行くんだという意思を強く感じた次第です。
互いに切磋琢磨してゆく全国の仲間として、今後もお付き合いしてゆくことになりそうです。
「経営計画書」の作成により、社長の考えている「社員の未来像」、「組織の未来像」、「事業の未来像」を明確にし、それを従業員、得意先に発表することにより、社長、従業員がワクワクして仕事に取り組むようになります。
「経営計画書」は、経営の原理、原則を基盤とした経営を実現させる道具です。
今後、当社では中小企業の経営者に寄り添ったサービスである「経営サポート」が必要であると考え、これに力を入れてゆきたいと考えています。
その知識として、この養成塾に参加したわけですが、中小企業の経営者にとってこのようなサポートが必要であることを再認識した次第です。
そして、もう1つの大きな収穫は、「一倉定」先生です。
「事業経営の成否は、99%社長次第で決まる」という信念で、「社長専門コンサルタント」の第一人者として活躍した先生です。
養成塾でたびたび一倉先生の名前と教えが出てくるので、試しにCDを購入したところ、私もスタッフも「一倉教」の信者になってしまいました。
一倉先生の考えは、新鮮で勉強になります。
お客様が悩んでいることの解決方法がこの中にいくつも出てきます。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長のせい」と言い切ります。
そのほとんどが社長の考え方の誤りと、行動力のなさにあるようです。
社長の端くれとして、一倉先生に叱られているようで、反省し、行動に移さなければならないことが多くあります。
「そのことを知っていれば、もっと良いアドバイスができたのに・・・」ということも満載です。
残念ながら一倉先生は1999年3月に逝去されていますので、現在は本、CD、DVDで教えてもらうことしかができません。
*** 一倉教信者 高橋 敦