やっぱり経営には数字が大事

今日は、まだお盆休み中ですが、また事務所に来ています。

昨日は集落のお祭りで、昨年同様、神社で駄菓子屋をやっていました。

女の子が、何回も1回50円のくじ引きに挑戦していました。

大当たりが出ると、本当にうれしそうにしていて、とてもかわいかったです。

今朝は、8時から片付け、駄菓子の数を数え、宅配便で返送と午前中に終わりましたが、良いお盆でした。

 

さて、最近、経営計画の作成のサポート依頼が数件ありました。

いずれも30歳代の2代目世代からの依頼ですが、今迄、現在の経営者からは依頼が無かったので、驚いています。しかも熱心に取組んでいます。

会社の将来の設計とも言える経営計画は、当然あった方が良いのですが、今迄依頼が無かったのが不思議なくらいです。

エクセルを自由に扱える世代が経営に参画する時期に来て、こういう現象が出てきたのかもしれません。

私が指導できるのは経営計画とは言わないのかもしれません。経営者が目的(夢)を持って、いろいろな対策に取り組んで、生き生きと活躍していただきたいと思っています。

会社の現状の数字を把握して、問題の個所を特定する。そして解決策のアイデァを一緒に考える。その基になる表を1年間分作成することによって、会社は3年間、5年間、10年間の計画を作成することが可能となります。

まず、過去1年間の数字を基にこれからの1年間の目標を作成します。

ポイント1・・・私達、会計事務所が作成した決算書や試算表の数字をエクセルに打ち込み、売上区分や製品別に分解して製品個数や製造時間を入力して、1個当たり、1時間当たりの売上単価や売上原価を算出します。これは業種によっては顧客単価の計算ということもあります。

ポイント2・・・原価は変動費と固定費に分けて入力します。通常販売費及び一般管理費は固定費になりますが、販売費は売上に応じて変動するものは変動費に区分します。

ポイント3・・・季節や月によって売上が変動することが多いので、月ごとに金額を区分して入力します。棚卸は本来毎月やれば理想ですが、業種、金額によっては無視しても良いでしょう。数字は年額でしか把握できなければ、12か月で割った数字を使うなど、なるべく月ごとの数字で把握できるようにすることが大事です。何とかどこかの月に割り振ることが大事です。

ポイント4・・・以上の作業で、1単位当たりの売上単価と1単位当たりの原価が算出されますので、これから1年間の売上見積額を入力して売上高や原価、経費を算出します。これでとりあえずの1年間の利益が算出されますが、売上は確実な数字を、経費は多めにしておくのが良いと思います。

ポイント5・・・以上の作業により、何月が利益がでて、何月が損失になるかが把握できます。今までも経験で分かるでしょうが、具体的な数字により、何月にいくらの利益がでて、何月にいくらの損失が出るかを把握することが重要です。これらの数字を眺めていると、節約できそうな経費も見えてくるでしょうし、どうしても赤字になる月が見えてくるでしょう。

ポイント6・・・ここからはエクセルを使ったシュミレーションです。売上は単価×数量で決まります。単価を上げるのが難しければ、数量をあげる(受注数量の増加、顧客の開拓など)ことが必要になることが示されます。

数字が示されると、何らかのアクションを起こさなければ好転しません。経営者が自ら尻を叩くことになるわけです。でも、経営計画が無かったときには、闇雲に忙しく仕事をしていただけで、どこに問題があるか理解しないまま動いていたものが、どうすれば利益を上げられるかが分かった上で仕事をするようになりますから、希望のある経営になるわけです。

 

と、思いつくまま書きましたが、今迄こういう提案や指導をしてこなかった事を反省しました。

会計事務所は、「お客様が目標をもって、生き生きと仕事ができる」をサポートできるすばらしい仕事であると、改めて理解した次第です。

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